サマースクール2019【附属豊田幼稚園】2019/7/30
今年度から幼保連携型認定こども園として再スタートした豊田幼稚園。園舎もピッカピカに改築されて、これからが本当に楽しみです。神の祝福がいただけますように。
その幼稚園から年長組さんが柳城短大に遊びに来てくれました。毎年恒例の交流会です。柳城生と一緒にゲームや体操をして、お弁当を食べ、最後に礼拝をするという柳城学院らしいプログラムです。
お昼の賛美歌タイムのためにチャペルに行ったら、ちょうどその礼拝が始まろうとしていたので、私も会衆席に着きました。
60名ほどの子どもたちは、式文や聖歌集を必要とせず、正面にある十字架の方だけを向いて礼拝に参加していましたよ。先生方の日頃のご指導の賜物でしょうか。
礼拝のお話は「紙ヒコーキ」という童話が題材でした。翼の破れた紙ヒコーキが修理工場へ飛んでいく間に、傷ついた昆虫たちを助けるというお話。この優しい紙ヒコーキはイエス様そっくりだねという大西チャプレンの導きは子どもたちの心に届いたことでしょう。
礼拝中にある「主の祈り」を暗記している子どもたちを見ながら、あらためて思いました。この子どもたちはこれからの長い人生において、この「主の祈り」が活かせるのかどうか。
ほとんどの子どもたちは、きっと「主の祈り」そのものは忘れていくことでしょう。でも、世の摂理を支配している何者かが存在するという畏れの感覚や、イエスという至高の人物が今も多くの人を向上へと導いているという現実を、何となくぼんやりとでも意識できる人に育ってくれれば、キリスト教保育は成功したと言えるかもしれません。
一生、向上しようと謙虚に努力できる人へ・・・。
主の豊かな導きが子どもたちにありますように。(K)
【マタイによる福音書】
6:9 だから、こう祈りなさい。『天におられるわたしたちの父よ、/御名が崇められますように。
6:10 御国が来ますように。御心が行われますように、/天におけるように地の上にも。
6:11 わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
6:12 わたしたちの負い目を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/赦しましたように。
6:13 わたしたちを誘惑に遭わせず、/悪い者から救ってください。』