芝生のサッチ取り 2023/2/5
カテゴリー:芝
芝生の表面をレーキでかき取ると「カス」が集まります。この「カス」は芝から枯れ落ちた葉や茎ですが、これがサッチ(thatch)と言われるもので、芝の根元に大量に堆積します。
このサッチが菌によって分解されて腐葉土とり、自然と土に還ってくれれば都合が良いのに、残念ながら、芝のサッチは分解が遅いので芝の根元にたまる一方です。
サッチがたまり過ぎると、土の水はけが悪くなる、通気性が悪くなる、病害虫の住家になる、芝生の緑色が映えなくなる、藻やコケが発生しやすくなる、などなど、一つも良いことがありません。
それで、今日は冷たい風が吹く中、サッチ取りに初挑戦しました。
コツは、レーキをかける方向を一つにしないことだと、ほどなく分かりました。
それにしても、この作業は大変です。
あっという間に体が温まって来て、冷たい風が心地良くなります。
上の写真は作業の前後の芝の様子です。
作業前(下)に比べると、作業後の芝生には風通しが良くなった感じが見て取れます。
あと一か月もすると芝の再生が始まります。
今年も元気に育って欲しいです。(K)
2023年02月06日