生命のチカラ 2023/6/25
カテゴリー:ペチュニア
このペチュニアは奇妙です。
実は昨年の秋、6号館花壇に堆肥を投入する前に、花壇の土を少し除いて、ここに捨てました。
堆肥を混ぜると花壇の土の量が増えて、縁石の高さ以上に土が盛り上がるので、それを避けるために、堆肥を入れる前に、花壇の土を少し取り除いたのです。
その土からピンクのペチュニアが「こんにちは」です。
「誰かが苗を植えたんでしょ!」と言う近隣の方もいましたが、私にはそうは思えません。
わざわざ、ここに植えてくださる方が付近にいるとは考えられないのです。
記録を見ると、4,5年前、ここが北館と呼ばれていた時には、この花壇にペチュニアが植えつけられています。
だから私の結論は、「数年前に植えた株のこぼれ種が、今になって発芽した」です。
だとすると、子孫を残そうとする植物の本能は実にパワフルということになりますね。
2000年以上前の地層から見つかったハスの種が発芽した事例(大賀ハス)に較べれば、ちっちゃな話ですが、こんな体験ができることに感謝したいです。(K)
2023年05月26日