甘い渋柿 2024/12/9
カテゴリー:樹木
柳城にあるカキは渋柿です。
今年も昨年並みの出来栄えでしたが、収穫するユトリもなく、鳥の餌になってしまいました。
それでも、今日、ふらっと外周を一回りした際に、ちょうど手の届くところに実が残っていて、手で裂ける程に軟らかくなっていたので、そのまま食べちゃいました。
あ~、実に甘い😁
ご存じのように、渋柿は固いうちは強烈に渋くて食べられたものではありませんが、軟らかくなると甘くいただけます。
面倒なカキですが、調べてみると、硬いうちは種が十分に育っていない(つまり、発芽能力が無い)ため、この時点で動物に食べられては困るから渋くなっているという事らしいのです。
ようするに、軟らかくなるのは「もう食べてもいいよ」というサイン。
良く出来ているな~と感心してしまいました。
まあ、進化論的には、そういうカキだからこそ生き残ったという事なんでしょうが。
人類も、渋い奴ほど生き残ったりして(笑) (K)
2024年12月10日