いのち 2019/6/18
カテゴリー:歩み
榎戸先生が研究室で愛(いと)しんでおられたハムスターが命を終えました。
彼女から「どこかに埋葬したい」との相談を受けたので、柳の木の下をおすすめしました。以前、サークルのメンバーがここに、窓ガラスに激突して死んだスズメを埋めたからです。この木が短大創設50周年記念樹である点も大切かなと思いました。
榎戸ゼミの学生さんも一緒になって丁寧に葬っていました。命の大切さを伝えたいがための先生のご配慮もあってのことでしょう。
動物もそうですが、植物にも命があるので、園芸美化サークルでは、花壇の花を一斉に抜き取る際などには祈りをささげることにしています。一輪の花を摘む時にさえも感謝の気持ちを込めているメンバーもいます。
命の大切さは誰でも承知ですが、それを「日常化」することは意外と難しいです。食前の感謝の祈りの際に「命をいただく」気持ちを込めることが、たぶん一番続け易い方法かもしれません。そういえば、辰巳芳子さんの「命のスープ」とは「命をいただくスープ」のことなのでしょうか(^_^; (K)
※辰巳芳子さんについてはこちらを(8-9ページ)
2019年06月19日