メランポジュームの花柄摘み 2021/9/6
カテゴリー:園芸技術
「メランポジュームは花柄摘みが不必要」という記事をよく目にしますが、これには注意が必要です。
花柄摘みをする理由は二つあります。
①株の見栄えを保つ:枯れた花を取り除くことは園芸の基本です。
②種を作らせない:花は枯れた後に種へと成長しますが、その時に栄養が必要となります。その栄養分を花や葉の成長に回すことで、株全体を長く元気に保つことができます。
メランちゃん次々に新しい花をつけるので、終わった花をわざわざ摘み取らなくても、新しい花に隠れて見えなくなります。
だから株全体はいつもキレイ。
これが「メランポジュームは花柄摘みが不必要」と言われるわけです。
でもこのままでは、花柄摘みの理由①をクリアしただけで②は残ったままになります。
というわけで、今日は理由②を意識してメランちゃんの花柄摘みをしました。
花がめちゃくちゃ多いので、結構時間がかかりました。腰も痛くなって予想通りの展開です。
ビオラの花柄摘みで散々苦労した昔を思い出します。
花柄摘み前(上)と後(それほど見栄えに変化はない?)
メランちゃんの後を継ぐパンジーの植付は10月下旬ごろですので、それまでは頑張って長く咲いて欲しいですが、無理でしょうかね〜。
まあ、花柄摘み次第でしょうね、きっと。(K)
2021年09月07日