「いきものがかり」 2023/8/10
元来は寒冷地向きのクローバーにとって、名古屋の夏は試練の季節。
乾燥が続くと、いつの間にか消えてなくなります。
だから、春以降の開花を目指して、夏の水やりは必須の作業となります。
クローバーのような雑草っぽい植物に、わざわざ水やりなんて変ですが、美しいクローバー畑にこだわりたいなら覚悟しなくてはいけません。
そして、もう一つの試練がイネ科の雑草による攻撃。
クローバーの弱った体に、繁殖力が強い侵入者が覆いかぶさります。
(写真の手前に写っているのがそれです。)
この量が多くなると、草むしりが追い付かなくなり、仕方なくイネ科専用の除草剤を使わざるを得なくなります。
クローバーにとっての試練は管理者にとっても試練です。
「生き物を扱うとは、こういうことだ」と体で理解できるから、保育の日課の一つに取り上げるのも良いでしょうね。(K)