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カテゴリー:★総務の日常 の記事一覧

十字架のある風景 2025/3/19

カテゴリー:★総務の日常

 

本学4号館を新築(2013年3月竣工)する時に私が業務担当になったのがきっかけで、表札のデザインも試みました。

これが、名古屋柳城女子大学新設に向けて実施されたキャンパス整備計画でも取り上げられ、現在、全ての棟の表札に採用されています。

アルミの金属色(銀)以外の4色(白、赤、紫、緑)は、本学が関わっている日本聖公会の祭色(礼拝等で用いる色、つまり祭壇を飾る布や聖職者が身に付ける衣装の色)が根拠になっています。

※詳しくはこちらの資料をご覧ください。

デザインとしては、色の境界に十字架を持って来たというだけのシンプルなものですが、遠くからでも十字架が目立つので、狙い通りの出来栄えです。

さらに全ての部屋の表札にも同じデザインを使っているから、学校内にある十字架の数だけで言うと、ひょっとすると日本一かも💦(笑)

キリスト教系学校によく見られるような野外にそびえ立つ十字架は、本学にはありません。

ですが、ミッションスクールの魂は柳城にも残っているはずですので、私は、以上のように表札にこだわってきました。

なお、絵画と一緒に出てきた十字架(イエス・キリスト像付き)も、先日、本学院の中枢に当たる部屋の近くに掲げておきました(写真左)

柳城学院が、いつも創設者マーガレット・ヤングとつながっている証しの一つになれば嬉しいです。(K)

教職員による聖歌 【卒業式(学位記授与式)】 2025/3/17

カテゴリー:★総務の日常

柳城の伝統として、卒業式のプログラムに「卒業生による聖歌」という項目があります。

私が宗教委員会に関わるようになった10年以上前にも、もちろんありましたが、私はふと「ならば、それに応えて教職員による聖歌も必要じゃん」とひらめきました。

この思いが見事に実って、現在も私が選曲した次の聖歌が歌い継がれています。
聖歌集のカテゴリー「キリスト者の生活」の中の「希望」に入っている歌です。

●聖歌476番「暗闇 行くときには」(日本聖公会聖歌集)

原詩:In a world people walk in Darkness ロバート・ウィリス Robert Willis (1947-)
作曲:リチャード・シェパード Richard Shephard (1949-)

1.暗闇 行くときには 主イエスが示された
 輝く星をもとめ 光りに顔むけよう
 光は闇を照らし 昼は夜をつつむ
 とりまく影をぬぐいて 光を仰ぎ見よう

2.救いのない苦しみ 行く手をふさぐとも
 主のみ手に支えられ 光 もとめ歩もう
 光は闇を照らし 昼は夜をつつむ
 とりまく影をぬぐいて 光を仰ぎ見よう

3.悲しみは喜びに 争いに平和を
 死の中には命を さあ 光を灯そう
 光は闇を照らし 昼は夜をつつむ
 とりまく影をぬぐいて 光を仰ぎ見よう

「暗い、闇、影、死、夜」などという、およそ卒業式にふさわしいとは言えない言葉のオンパレードに、眉をひそめてしまう人もいるかも💦

でも、巣立っていく柳城には、これから対峙することになる社会の荒波という「闇」に向かって、どうか光で応えて欲しいという願いが、この聖歌には込められています。

もちろん、これを歌う私たち教職員の側も受け止めるべきテーマです。

今の社会は貧富の格差だけではなしに、知性の格差が極端に広がりつつあります。
ですので、ちょっと気を許すとチャラい世界に真っ逆さまで、過酷な競争社会では生き残っていけません。

聖歌を歌うのも、悔い改めのための大切な祈りの機会なのです。(K)

恥ずかしながら🥵絵画の設置 2025/3/17

カテゴリー:★総務の日常

階段下倉庫に長年眠っている絵画に光を当てようと奮い立ったのは良かったんですが、10点も出てきて暗雲が立ち込めました💦

そのうち1点は木製額縁の四隅が外れた状態で出てきたもんだから、コーナー金具とビスで修復して、かなりの時間を使いました。

さらに、水拭き中にガラスを1枚割ってしまい、これも痛かった。
スペアーとして出てきた額縁を解体して、PET板をガラス板の代替えにしました。

そしてすべてが整ったところで、1号館の内壁への壁掛け作業に移ったのですが、既設のフックは5つだけだったので、残りの5枚分用に新しいフックを設置しました。

これも大変で、特にコンクリートの壁にドライバドリルで穴を開けるのは実にシンドかったです。

こうして、長年お蔵入りしてた絵画は蘇りました。

気分は爽快でも、もっと早く手を付けるべきだったと、実は悔いています。
特に、キリスト教を題材にした5点の絵画は。

特に下の絵画(子どもと戯れるイエス・キリスト)は柳城学院のミッションでありビジョンなので貴重でした。

学内に何を飾るか。
学校の将来はこれで決まると、私は確信しています。
飾られたものから、人はその学校の価値やグレードを判断するからです。(K)

1500記事オーバー 2025/3/1

カテゴリー:★総務の日常

気付いた時には超えていました(*^^)v
感謝です。

この記事で1526個目となり、2017/5/1から始めたブログですから、単純に日割り計算すると1.9日で1記事書いたことになり、園芸関係だけだと2.4日で1記事。

この数字が多いか少ないかは分かりませんが、書き手の気持ちが込められた記事が多く、文章の量も適当だし、まあ、ブログとしては出来が良い方ではないかなと自賛しています💦

ブログの良いところは検索して過去をキチンと振り返れる、つまり歴史を積み上げられる点です。
出しっぱなしのSNSとは、ここが決定的な差ですね。

例えば、ニュース解説者が勝手な意見や感想を言いっ放しするだけで、それが間違っていたかどうかをチェックされないままギャラを稼ぐといった軽薄な感じではないわけ。

だから、信頼を重んじる教育機関としては、情報発信をブログに頼るのがよろしいかもしれません。

書き手の一人の私としては、過去の記事にリンクを張れる時が一番充実しています。
たとえ、例年同じような内容だったとしても、続けてこれたことに価値を感じるからです。

それは学校への評価と同じ。
続けることで固まっていくのです。

機会が与えられている限り、丁寧に、そして思い入れたっぷりにキーボードをたたき続けます。(K)

Iさんの御霊の平安をお祈りします 2025/2/21

カテゴリー:メニュー ★総務の日常

学食店長のIさんが亡くなられました。

総務課としては大変なショックです。

学食の立ち上げからオープン以降、Iさんには店長さんとして一生懸命勤めていただきました。
彼がいたからこそ、柳城初の学食もうまく軌道に乗ったのだと確信しています。

学食の委託会社の社員さんではありましたが、柳城スタッフの一員と呼んでも差し支えない存在だったんです。
柳城生とも気さくに話をしていました。

学食以外にも、同窓会総会や卒業生の結婚式などのパーティーも受けていただいたんですよ。
昨年くらいからは、学食に飾ってある観葉植物(シュロチク)の世話もしていただいてました。

✝ ✝ ✝

働く時の顔は職人気質という感じで厳しさを漂わせていましたが、根は人懐っこくて話好き。
その笑顔が私たちを癒してくれました。

特に、彼の「ぶっちゃけ」という言葉が私は好きでした。
本音の話をする前の彼の枕詞です。

私たちは本音の話をしょっちゅうしてたんですよ(^^♪
良い仕事をする上での最良の潤滑剤ですからね~。

✝ ✝ ✝

今年度の学食が終了した昨年の12/27以来、1月に数回、元気そうな顔を拝見していたので、今回の急な訃報には大変驚きました。

大学から弔電でもと思い、上の許可は得たんですが、何かのご事情があったようで、すでに告別式は終わっていました💦

ですので私たちとしては、このブログでしか弔意を表すことができません。

Iさんの御霊の平安を心よりお祈り申し上げます。

※トップの写真は、最後となってしまった、Iさんのメニューです(20254/2/27のハンバーグ・ランチ)。(K)

昭和消防署から「優良防火管理事業所」に選ばれました 2025/1/16

カテゴリー:★総務の日常

防災避難訓練やAED講習などで、日頃からお世話になっている昭和消防署さんから表彰状をいただきました。
(総務課が関わった表彰としては内外合わせて、これが5回目。 1回目 2回目 3回目 4回目

本日、三枝和也事務局長が大学・短大を代表して表彰式に出席しました。

実を言うと、表彰のお話を事前にいただいた時には、少々恥ずかしい気持ちがしました。

それでも同僚から「長年の努力が実った成果かも」と励まされて、「確かに、それはあるかもしれない」と過去を振り返っています。

毎年、学生さんと教職員が総出で防災避難訓練に取り組んでいますし、避難経路の確保の意味を含めて、学内が小綺麗(こぎれい)になるように日頃から努力もしています。

こじんまりした大学・短大ですので、派手なことは苦手ですが、気持ちと言うかココロで勝負できる学風を地道に作ることの大切さを、今回の受賞があらためて思い起こさせてくれました。

昭和消防署の皆さんに感謝します。
ありがとうございました。(K)

柳城祭2023 2023/10/14

カテゴリー: ★総務の日常

昨年に続き、コロナ終息後ということで、企画を限定しての開催となりました。
教職員も総出で出勤して、柳城生のバックアップに当たりました。

私は交通警備がメインの業務でしたが、もちろん、会場を一回りして楽しむという「お仕事」もさせてもらいましたが💦

それに加えてサプライズだったのが、卒業生、それも園芸美化サークル・マーガレットのメンバーが「友人」と一緒に来てくれたことでした。

長い立ち話をして、その「友人」とも仲良くなっちゃったというお恵みに預かりました。

勢い、柳城の礼拝堂(お隣の名古屋聖マタイ教会を借りている)にも案内できて、私として大満足でした。その二人も、もちろん、嬉しそうでした☺

さらに満足したのは、芝生が自然の遊び場として使われた事でした。

昨年と違って、今年は芝生上でのイベントがゼロだったので、その分、来場された皆さんが思いっきり自由な時間を過ごしたという感じが私には伝わってきました。

その様子をお伝えしたくて、わざわざ1号館の3階から撮影をしたわけです。

柳城生の活動と来場者の憩い。

このバランスが崩れて、柳城生側に力が入り過ぎると、おそらく、「オモテナシ」感が来場者に伝わりにくくなっていくでしょうね。

結局は、「柳城らしい学園祭とは」という問いにどう答えるか、ここが大切だと思います。(K)

スパティフィラムの花が嬉しい😊 2022/2/1

カテゴリー:観葉植物 ★総務の日常

寒さが極まる時期に入っています。

コロナのオミクロン株が大流行中ということもあって、寒さが何となく心の奥までしみて来る感じがします。

そんな中、総務課事務室のスパティフィラムが純白の花をつけてくれましたよん(T_T)
嬉しいですね~、気分がホッコリしますね~。

通常、5月から10月にかけて開花する植物ですが、室温が保たれていれば年中咲いてくれるそうです。ということは、南向きに大きな窓を持ったこの部屋は冬でもけっこう暖かいという証明になりました。ありがたいことです。

ちなみに、白い部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、正確には花ではなくて、葉に近い存在だそうです。その中心にある、コンペイトウを細長くしたようなものが花です。鼻を近づけるとインドのお香のような香りがホンノリします。

仏像の後光として飾られる光背に由来する仏炎苞。

あのミズバショウも同類ですが、何とも奥ゆかしい植物たちです。

ウチの総務課にはピッタリかも(笑) (K)

柳城生のチカラ 2022/1/29

カテゴリー:★総務の日常

今日は土曜日ですが、短大保育科1年生と四大こども学科2年生が実習中なので、その緊急対応に備えて事務室の3名が出勤しました。

そして、この日に合わせて、短大卒業生さん3名も来校してくれました。

なぜかというと、「同級生の結婚式に披露する思い出ビデオを撮りたいので、教室に入らせてくださ~い」という問い合わせを総務課で受けていたので、双方の都合がいい今日を当てたのです。

保育現場で働いているせいか、3名とも気力が充実している様子でした。
カラカラした彼女らの笑いで、おじさんも元気がもらえちゃいました(笑)

さて、動画の内容は「こんな場所で勉強したんだよ~、わたしたち」というような内容だそうで、特にピアノのある教室がお望みだったので、1号館5階の音楽教室とピアノ練習室に入ってもらいました。

はやりというか、彼女らにとって、ピアノの手厚い訓練は思い出深いものがきっとあるんですね。

そしてオマケとして、外でダンスも撮りたいということで、私としては迷わずに中庭広場へ案内しました。

「あれ? 芝生ってあったっけ?」

卒業後の月日の流れを感じてもらえた瞬間でしたが、3人ともはち切れんばかりの笑顔で踊ってくれました。当時のダンスサークルのメンバーでもあった彼女たちは、もちろん、柳城祭でも踊りを披露したということでした。スラリと伸びたお足が、何とも羨ましい~(笑)

「結婚式のための動画を」という、今回のような問い合わせは、私はこれまでにも何度か受けてきました。そのたびに、同級生への熱い思いを感じるとともに、「みんな、柳城が好きなんだ~💛」という嬉しさがこみ上げてきます。

「愛をもって仕えなさい」という柳城の建学の精神が、口先だけの「お題目」に終わらずに、日常の行為の積み重ねとして発揮されているなどと、今日の出来事をここで大げさに飾りたてては嘘っぽくなります。

目立たず、さり気なく、小さな愛を…。
柳城の卒業生さんらの活躍に期待したいです。(K)

愛をもって次の人へ 2022/1/24

カテゴリー:★総務の日常

「学生ラウンジにあるピアノの鍵盤が汚れているので、総務課でキレイにしてもらえませんか?」

そんな問い合わせが、ある日飛び込んできました。

受けた総務課の職員はそれに真面目に応えようと、どんな洗浄剤を使えばいいか考えていました。

実はこのピアノは練習用に柳城生が自由に使うことができるものです。

たいていはいつも誰かが弾いていますが、学生ラウンジはコンクリート造りの小ホールみたいな感じなので、結構、音が周囲に広がります。

学内でピアノの音がいつも聞こえてくるというのは「保育の柳城」らしいと言えば確かにそうですが、ラウンジで静かに過ごしたい柳城生との調整は必要でしょうね。

さて、私としては、コロナ禍の最中ということもあるので、「次の人に迷惑にならないよう、弾き終わった学生さんは自分でキレイにするのが当たり前」という方針を急きょ打ち出して、写真のようなメッセージをピアノに掲示することにしました。

大学生だからといって躾が不必要というわけにはいきません。
将来、職業として子どもの前に立とうとしている柳城生にとっては特にそうです。

仕事として子どもを育てようとするなら、先生自身も向上し続けなければ、それは不公平になります。実のことろ、本学のキリスト教精神は、この向上のための大切な教本みたいなものなのです。

総務課らしい「学生支援」を、学生さんへの愛を込めて、これからも積極的に展開していきたいです。(K)


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