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2015年度 年間聖句

カテゴリー:年間聖句

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
休ませてあげよう。」
【マタイによる福音書11:28】

必要なときにいつも開かれているチャペル――

今年度の年間聖句は、そうした思いを込めて、新約聖書の「マタイによる福音書」(11:28)から、この聖句を選びました。

名古屋柳城短期大学では、学期中の毎週水曜日13時から14時40分まで、比較的長い礼拝の時間をもっています。学生のみなさんが誰でも礼拝に出席できるよう、その時間はどの学年も授業が入っていません。そのため礼拝時間はゆっくりと昼食をとったり、友人たちと過ごしたりする貴重な時間にもなっているようです。また、この時間を使って制作などの課題やピアノの練習に取り組んだり、レポートを書いたり、授業の予習や復習に励んでいる人もたくさんいるようですね。
そういう時間は、短大での忙しい日々のなかで、とても大切なものです。キリスト教センターとチャペルは、礼拝出席を義務づけたり強制したりはしていません。

それでも、チャペルでは毎週の礼拝をもちながら、みなさんが来られるのを待っています。そして、来ることのできないすべての人たちを覚えて祈っています。短大生活の中では、ときに乗り越えられないように思える壁にぶつかったり、すぐには解決できそうもないような困難に直面したりすることもあるでしょう。自分でやれることは精いっぱいやったけれども、それでも解決できないような問題が生じることもあるかもしれません。
たとえばそのようなとき、悩みや苦しい思いを神様の前で分かちあい、共に祈って、固くなった心と体を休ませるような場としても、チャペルは開かれています。

静かに自分自身と向き合い、大いなる存在と向き合う時間の中で、気持ちがほぐれて、落ち着きをとりもどしてふたたび日々の生活に戻っていくことができる。そんな時間が、チャペルでの礼拝です。

あなたが本当に必要としているときに、いつも、チャペルは開かれています。 (村田)

 

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