*
個別記事ページ

大学礼拝 2016/9/7

カテゴリー:大学礼拝

【ガラテヤの信徒への手紙5:13-14】
兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。

夏休みが終わりました。何か新しい経験ができたでしょうか。今日は「視点を変える」というお話をします。

・皆さんの中には、夏休み、アルバイトに精を出した人もいると思いますが、私も大学時代の夏休みをアルバイトで過ごしました。その中で、後楽園の各施設にコーラの補充をする仕事があったのですが、施設を裏から入ることで、普段目にできないものに触れられて視点を変えることができました。

・夏休み中、オリンピック中継が続きましたが、中継されない競技があることに目を向けるのも必要です。ちなみに、昔は綱引きも競技に加えられていました。

・報道によると、文部科学省が日本式教育の輸出を計画しているとの事です。本学院でも、「愛をもって互いに仕えなさい」というキリスト教精神に基づいた教育がカナダから輸入されて今日に至っています。子どもの人権に関心が薄い時代の頃の話です。子どもを人として尊ぶことは今や常識ですが、昔にはそんな発想はなくて、一人前の労働者に仕上げることこそが教育の目的でした。そういえば、本学の卒業生でアフリカの幼稚園で働いた方がいました。教育の目的を新しい視点でしっかりと見据えてみましょう。

・後期が始まりました。新しい視点を取り入れながら勉学に励んでください。(チャプレン)

ペチュニア

 

このページの先頭へ