卒業式 2018
3/16(土)に行なわれた卒業式についてお伝えします。
式の流れは昨年とほぼ同じなので、こちらをご覧ください。
今年の主な内容をご紹介します。
●式辞:名古屋柳城短期大学 学長 長縄 年延
・「チコちゃんに叱られる」というテレビ番組で「大人になるとあっという間に一年が過ぎるのはなぜ?」というテーマが扱われていました。答えは「人生にトキメキがなくなったから」。確かに、子どもは毎日をときめいて過ごしています。特に幼稚園の時期の子は様々な事柄に関心を持ち疑問を抱くものです。毎日が成長の連続なので、大人に較べると一年が長く感じられるのも確かでしょう。保育の道に進まれる多くの皆さんには、ぜひ、子どもたちと一緒になってトキメキの人生を歩んで欲しいのもです。
・これからの長い人生、色々な人と出会い、結婚をして自分の子を育て、保育などの仕事をしていく中で、苦しいこともありましょう。でも『愛をもって仕えなさい』という建学の精神を思い出しながら、一人ひとりがオンリーワンの人生である様に祈っています。本学も「新しい歴史への創造と愛」をテーマに、未来に向かって前進を続けてまいります。
●祝辞:学校法人 柳城学院 理事長 主教 ペテロ 渋澤 一郎
社会に巣立つ皆さんに向けて、二つの事をお伝えしたいと思います。
①建学の精神である『愛をもって仕えなさい』を職場や家庭の中で思い出してください。「愛をもって仕えようとしているのか」と自分自身に問いかけることによって、私たちは人格を高める方向に自身を変えていけるのです。
②イエス・キリストは言われました、「蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。(マタイ10:16)」。「蛇」はキチンと考えて良い知恵を働かせることの象徴です。時には、真実でも言わない方が良いこともあるでしょう。「鳩」は誠実に物事を受け入れる心のあり方を表わします。先ずは受け入れるという素直さが愛を生み出すのです。この「蛇」と「鳩」とを両方兼ね備えることで、私たちはバランスの取れた人間として歩んでいけるのです。
●後援会会長挨拶 川口 貴美
・保育現場では仲良く助け合う関係作りが大切です。子どもたちはそれを見て優しい子に育っていきます。幼稚園や保育園に子どもが喜んで行く姿を見て、親は安心しますし信頼も寄せてくれます。そうなれば親は園に協力的になってくれます。
・建学の精神『愛をもって仕えなさい』を忘れずに、子ども、同僚、親御さんを思いやる心を大切にしてください。保育現場で子どもが虐待されるというニュースが時々出ますが、その場に思いやりのある人がいれば、問題が起こるようなことは決してありません。愛をもって働くことで、世の中は良くなるし、暴言を吐く人もいなくなります。
●同窓会会長挨拶 加藤 久美子(監査役)
・社会に出たらスマイルを忘れずに! そして頭を使い続けていれば、年をとっても元気でいられますよ。
・皆さんには4つのHを心がけて欲しいと思います。頭(Head)でしっかり考え、優しさと思いやりの心(Heart)で人に接し、健康(Health)に気を配り、そして幸せ(Happy)を感じて生きること。
・今日からは皆さんは柳城のぞみの会の仲間ですよ。幸せをお祈りしています。
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●入場する司式者団
●卒業証書・修了証書・学位記 授与
●送辞
●答辞
●記念品贈呈
●表彰
①社団法人全国保育士養成協議会 会長表彰
②社団法人日本介護福祉士養成施設協会 会長表彰
●教職員による聖歌 476番「暗闇行くときには」
●卒業生・修了生による聖歌 417番「あなたの平和の」
●平和の挨拶
●卒業パーティー
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卒業する皆さん全員が柳城の精神を忘れず、こだわりの人生を歩まれるよう、神のお導きを心からお祈りします。(加藤)
「わたしは道であり、真理であり、命である。」
(ヨハネによる福音書14:6)
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