バイブルタイム✝シェア24「時代を作る原動力」2019/5/28
カテゴリー:活動記録
「律法学者たちに気をつけなさい。彼らは、長い衣をまとって歩き回ることや、あ広場で挨拶されること、会堂では上席、宴会では上座に座ることを望み、また、やもめの家を食い物にし、見せかけの長い祈りをする。このような者たちは、人一倍厳しい裁きを受けることになる。」(マルコによる福音書12 :38~40)
神関係をいつも第一に考えるイエスのお姿をとおして、今回は、時代を切り開き作る「原動力」について学びました。
記事においてイエスは律法学者の見せかけだけの善行を明るみにし、一刀両断なさいました。彼らの利己的で蛇のような心のうちをイエスは見抜いておられたのです。律法学者たちは自分たちの地位を自分の利益のために利用していたからです。
イエスは弱い立場の側にいつも立たれる方です。ですから、律法学者らの虚栄心を忌み嫌い、強く断罪なさるのです。
今回もイエスは権力者に対して真っ向から挑んでいます。世渡り上手な人は人間関係に恐れるあまり、足並みを揃えて危険を回避しますが、神の子イエスは常に自ら身を危うくすることになろうとも、悪いことは悪いと、真実を語ることを決して恐れません。
そのような勇気ある姿こそ、イエス・キリストそのものです。クリスチャンは時代を切り開く先駆者としてのイエスの原動力に憧れを持つのです。そしてイエスと同じようには出来ないと知りつつも、一生を通して少しでも近づきたいと努力するのです。
次回も、御言葉を丁寧に見つめることでイエスの真摯なお姿を学んでいきます。(Y)
2019年6月4日