創立117周年記念礼拝・墓地礼拝 2015/10/31
柳城学院の創立117周年記念礼拝が行われました。柳城の創立記念日は11月1日ですが、主日礼拝が行われる日曜日に当たるため、今年度の記念礼拝は10月31日(土)となり、2部構成で午前中いっぱいかけて行われました。
第1部では、田中誠チャプレンの司式の下、創立記念礼拝が執り行われました。
渋澤一郎理事長、新海英行学長の式辞の後、永年勤続者表彰が行われ、第1部の最後には、2年次前期の成績上位者に贈られる特別給付奨学金の表彰が行われました。成績優秀者をたたえる拍手と歓声があがる中、9名の学生が一人ずつ新海学長から表彰状と奨学金を授与されました。
第2部では、立教女学院理事長・立教女学院短期大学学長である若林一美先生が「種まく人として」と題して講話を行ってくださいました。若林先生は、わが子を亡くした親たちが集う「ちいさな風の会」を主催しており、そうした親たちのグリーフ・ケアも行っています。若林先生が人間を理解するために、ジャーナリストとして末期のがん患者、不治の病の方々などと関わってきた経験、「ちいさな風の会」に集う親たちの言葉を交えてお話されました。講演を通じて、悲しみに寄り添うことのむずかしさと重要性、そして私たちを支える見えないものの大切さについて考える機会をいただきました。会場の学生は皆、先生のお話に熱心に耳を傾けていました。
同日の午後からは、名古屋市の八事霊園にある日本聖公会中部教区の共同墓地に向かい、柳城の創設者マーガレット・ヤング先生をはじめとする柳城学院の関係者の前で、お祈りを捧げ、献花を行いました。晴天のもと、田中誠チャプレンの司式で、理事・教職員と学生宗教委員とサーバー学生が参列しました。(村田)
イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。」(ヨハネによる福音書11:25)