*
個別記事ページ

卒業式 2015 (その1)

カテゴリー:卒業式

本日3/17(木)、保育科195名 保育専攻科4名 介護福祉専攻科14名の皆さんが柳城を巣立っていきました。本学院の創設者マーガレット・ヤングが保母養成所に最初の生徒を招いてから実に117年が経ちます。歴史の重みを背負いつつ、社会に貢献できる「人財」として活躍できるよう、主のお導きがありますように。
「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」【マタイによる福音書28:20】

以下、式典の中で卒業生に語られたメッセージを簡単にご紹介します。


 

 

 

 

 

式辞
「手の平に人という字を書いてみてください。」 新海学長は、任期中に送り出す最後の卒業生に向かってこう語りました。「皆さんは、先生方、クラスメート、実習先の子どもたちや障がいを持った方々など、様々な人々との出会いに恵まれましたね。その中で互いに支え合い、学び合い、育ち合いました。そして、愛を説く聖書にも出会いました。礼拝を通して皆さんには愛の種が蒔かれています。『愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。』と聖書が語る通りですから、どうか人との関係を大切にして、愛の実践者として社会で活躍して下さい。」

 

 

 

 

 

 

祝辞
渋澤理事長からは建学の精神についてです。「愛をもって仕えなさい」 に関して言うと、仕えられる側の生き方はきっと楽しいですが、仕える側の生き方には厳しさが要求されるでしょう。それは、人々に仕えるために十字架上で命を捧げたイエス・キリストの生き方そのものだからです。でも、厳しいからこそ、人としての成長が期待できるのです。どうか折りに触れ、この建学の精神を思い出して、いつも柳城とつながっていて下さい。神の導きとお守りが、皆さんにありますように。」

 

 

 

 

 

 

挨拶
後援会会長の中川さんよりメッセージを頂きました。「保育現場は甘くないです。大切な命を預かる場所ですから、厳しい先輩もいます。でもそれが実はありがたい事だと実感することになるでしょう。最初はどうしようかと迷いますが、迷ってばかりいないで、柳城で身につけたことを行動で示して下さい。」 中川さんは卒業生に向かって「勤務一日目だと思って、おはようございますと今から挨拶してみましょう」と催促したので、会場は大いに盛り上がりました。「保護者は、先生に挨拶されてホッとするものです。」 記憶に残る熱いメッセージでした。

 

 

 

 

 

 

挨拶
一方、鎮旗同窓会会長さんからは「心の美しさ」についてです。「仕事柄、色々な人のしぐさを観察することが多いですが、美しい身なりの方が心無い行動をする場面を目にすることもあります。卒業生の皆さんの多くは、これから社会に出て、子どもたちの鏡になろうとしています。自分の心を正しく美しいものにして下さい。人が人を世話するところには、必ず心が通い合うからです。今の皆さんの美しい姿に見合った心を育てて下さい。ご活躍を期待します。何か困ったことがあれば同窓会を頼って下さい。」

(加藤)

このページの先頭へ