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大学礼拝 2016/11/16

カテゴリー:大学礼拝

【ローマの信徒への手紙5:1-4】
このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。
そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。

聖公会の暦では、12月25日のクリスマス直前の4週間、すなわち今年でいうと11月27日から12月24日までを降臨節と呼んでいます。イエス・キリストの誕生を祝う日を迎えるために、この期間、皆で心の準備をしましょうということです。世間ではクリスマスの飾り付けが盛んですが、救い主であるイエス・キリストを迎え入れるに相応しいかどうかを自分自身に問うことが本来の目的で、悪い考えから遠ざかる努力をするとか、信仰を深めたりすることが大切になります。国によっては、この間、断食をしたり、肉だけを絶ったりすることもあるようで、欲望を絶つという点では意味のある行為かもしれませんし、少し断食をしただけでも集中力が増して、心と体のバランスが整うといいます。

さて、皆さんは来週から実習が始まります。期間中、普段の生活のリズムが大きく変わるので、ギリギリまで寝ていて、授業は受身状態、というような日常から離れて、今から早起きをし、朝一番から意欲的に行動できるようにしておくとよいでしょう。

園長をした経験から言うと、実習の成果は現場経験の活かし方、特に、失敗の経験にどう対処したかに左右されます。もちろん、失敗などしたくはないでしょうが、もし失敗したとしても、それは決して悪いことではありません。それを次に活かせればよいのです。指導する側もそう考えています。だから、実習日誌には、失敗したことを正直に書いて、それを自分自身で評価し、次にどう対処するかなどをキチンと記録するとよいでしょう。私も大学時代に教育実習を受けましたが、「話をする際に、語尾が聞き取りにくい」と指導されたことを今でも覚えています。

二週間の実習期間、失敗を恐れずに、普段やりたいと思っていることがあれば積極的にトライしてみてください。頑張ってください。(チャプレン)

●次回の大学礼拝 12/7(水)13:10~
【名古屋柳城短期大学附属 柳城幼稚園の園児さんらによるキャロリングが披露されます】

ランタナ

 

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