大学礼拝 2017/1/11
【コロサイの信徒への手紙 3:15-16】
また、キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。いつも感謝していなさい。
キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい。
明けましておめでとうございます。
新しい年が始まり、「気分も一新」という感じかと思います。教会でも、1/1を主イエス命名の日、1/6は顕現日、つまり3人の博士がイエスを訪れた日、そして1/8を主イエス洗礼の日というようにそれぞれ定めて、新しい一年をスタートさせています。
新年に何を期待するかはそれぞれで違うでしょうが、全世界的な視点でいえば、やはり、世界平和ということになるでしょう。難民問題等のニュースからは、他国民との共存の難しさが浮き彫りになっていますが、日本の社会ではどうでしょうか。
日本に住む外国人が200万人を超えています。地域による偏りが大きく、愛知県ではいえば、自動車工場がある地域に外国人の方が多いようです。介護福祉の仕事の担い手として、外国人の方に期待が寄せられてもいますが、そういった「役に立つ外国人」という視点よりも、地域の中で外国人と共存していけるかどうかに関心を寄せたいものです。日本の習慣に慣れない外国人を受け入れる気持ちを高めると共に、ヘイトスピーチ等で語られている情報がはたして正しいかどうかを自分自身で判断することも大切です。
いずれにしても、イエスが語った隣人愛、他人を自分のように愛する気持ちが、皆の心の中心にあってはじめて平和は実現するのだと思います。(チャプレン)
プリムラ
●次回礼拝予定:1/18(水)13:10 合同礼拝(体育館)