マルコ通読⑨ 6:14-44(2018/3/13)
本日は「マルコ通読」の九回目が行われました。
今回響いたイエスの御言葉は…
ところが、多くの人々は彼らが出かけて行くのを見て、それと気づき、すべての町からそこへ一斉に駆けつけ、彼らより先に着いた。 イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、いろいろと教え始められた。そのうち、時もだいぶたったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。「ここは人里離れた所で、時間もだいぶたちました。人々を解散させてください。そうすれば、自分で周りの里や村へ、何か食べる物を買いに行くでしょう。」これに対してイエスは、「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」とお答えになった。(マルコ6:33~37)
イエスは「出かけて行って悔い改めさせるために宣教した(マルコ6:12)」使徒たちをやさしい眼差しでお迎えになられました。
「自分たちが行ったことや教えたことを残らず報告した」(マルコ 6:30)
その様子は、夕に親鳥のもとに帰り一日の報告をする小鳥たちのようです😊✨
私はそこに使徒たちの宣教において経験した達成感と「喜び!」を感じました。こうやってイエスの使徒たちは自立の一歩を踏み出したのです。
一方、民衆たちも、使徒たちと同様に熱い思いを持ってイエスのもとに駆けつけます。
「イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、いろいろと教え始められた。」(マルコ6:34)
今回の記事ではイエスの有名な奇跡―五千人の給食―を知ることが出来ます。私は初めてこの奇跡に触れた中学生の時「イエスさまは何でも形にしてしまわれる、すごい方なのだなぁ✨」と思いました。
そして、現実としてイメージできなくても不思議に「信じられる」気持ちが沸いてきました。そして私のイエスへの親愛はここで既に生まれていたのだと今、嬉しく感じられます。
五つのパンと二匹の魚。
これらを象徴とする奇跡をどのように捉えるのかを、福音書は私たちに問いかけています。
それは「目で見えるものと、見えないもの双方を与えられた上で、信頼、真理の拠り所を自分自身で勝ち取れ!」と、私たちに突きつけているように感じます。
光輝くイエスは何度も問いかけます。
そして…、実生活に流され、移ろいやすい私たちの心を導いてくださいます。
「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」(マルコ6:37)
このイエスのお答えに励まされた私は、保育者としてどのように考え行動し生きていくのかをバイブルタイムを通して熱く学んでいくつもりです。
今、私自身が喜びに包まれ益々イエスを頼る「子羊」そして「小鳥」となっていることに…恵みを感じます。
主に感謝。