大学礼拝 2014/7/9
カテゴリー:大学礼拝
【ローマの信徒への手紙3:3-4】
それはいったいどういうことか。彼らの中に不誠実な者たちがいたにせよ、その不誠実のせいで、神の誠実が無にされるとでもいうのですか。
決してそうではない。人はすべて偽り者であるとしても、神は真実な方であるとすべきです。「あなたは、言葉を述べるとき、正しいとされ、/裁きを受けるとき、勝利を得られる」と書いてあるとおりです。
学期末になって試験やレポートに毎日追われて大変な思いをしていると思います。
こうしたことは一時の忍耐としてやり過ごしてしまうのか、それをこなしていく中で忍耐強く自分のものにして成長につなげていくかによって人は大きく変わっていきます。苦難は精神的なものは見えないので理解しにくいですが、肉体的なことは結果が見えやすいということがあります。ですからスポーツ選手の努力の話を聞くことは大いに参考になります。野球やサッカーの選手また最近ではテニスの錦織圭選手の話に感心させられました。
自分の武器は何か、相手の弱点は何か、体力がないと続かない。一度できたことは繰り返してできるようにする。こうしたことは勉強でも対して変わりません。課題をきちんと理解して何をどのようにしたらよりうまくいくのかを考えてから始めることです。
学校は時間の区切りがあります。同じ悩みを共有する友人がいます。苦難を忍耐し練達から希望へとつなげていってください。(チャプレン)
2014年7月10日