大学礼拝 2019/7/23【ご案内】
前回に引き続き旧約聖書が扱われます。
主人公のダビデは今から3000年まえにイスラエルを統治した王です。名もない羊飼いでしたが、神に用いられ、信仰深く、武勇に長け、人情が厚く、音楽や詩歌にも秀でた人物として歴史にその名を残しました。でも、長期にわたり王座に君臨していたことが災いしてか、晩年、人の道から大きく外れた行為を平気で犯してしまいます。それを預言者ナタンに指摘されるというのが今回の場面です。
私たちは知らず知らずのうちに傲慢になっていきます。そうなることを前提に、社会には色々な仕組みが備えられています。選挙などもその一つですね。そういう大がかりで金のかかるシステムも大切ですが、柳城にはもっとシンプルな仕組みが備わっています。それが大学礼拝です。宗教の時間というよりも、もっと緩やかに、自分を振り返る時間として大切にしたいものです。
お待ちしています!(^^)!
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●日時:7月23日(火)
3限 13:10~:保育科1年ABクラス、2年CDクラス、保育専攻科、教職員
4限 14:50~:保育科1年CDクラス、2年ABクラス、保育専攻科、教職員
●場所:チャペル
●説教:大西チャプレン
●テーマ:「犯した罪に鈍感なわたしたち ~ダビデ王の罪から考える~ 」
●聖書箇所:【サムエル記下12:1-10】
12:1 主はナタンをダビデのもとに遣わされた。ナタンは来て、次のように語った。「二人の男がある町にいた。一人は豊かで、一人は貧しかった。
12:2 豊かな男は非常に多くの羊や牛を持っていた。
12:3 貧しい男は自分で買った一匹の雌の小羊のほかに/何一つ持っていなかった。彼はその小羊を養い/小羊は彼のもとで育ち、息子たちと一緒にいて/彼の皿から食べ、彼の椀から飲み/彼のふところで眠り、彼にとっては娘のようだった。
12:4 ある日、豊かな男に一人の客があった。彼は訪れて来た旅人をもてなすのに/自分の羊や牛を惜しみ/貧しい男の小羊を取り上げて/自分の客に振る舞った。」
12:5 ダビデはその男に激怒し、ナタンに言った。「主は生きておられる。そんなことをした男は死罪だ。
12:6 小羊の償いに四倍の価を払うべきだ。そんな無慈悲なことをしたのだから。」
12:7 ナタンはダビデに向かって言った。「その男はあなただ。イスラエルの神、主はこう言われる。『あなたに油を注いでイスラエルの王としたのはわたしである。わたしがあなたをサウルの手から救い出し、
12:8 あなたの主君であった者の家をあなたに与え、その妻たちをあなたのふところに置き、イスラエルとユダの家をあなたに与えたのだ。不足なら、何であれ加えたであろう。
12:9 なぜ主の言葉を侮り、わたしの意に背くことをしたのか。あなたはヘト人ウリヤを剣にかけ、その妻を奪って自分の妻とした。ウリヤをアンモン人の剣で殺したのはあなただ。
12:10 それゆえ、剣はとこしえにあなたの家から去らないであろう。あなたがわたしを侮り、ヘト人ウリヤの妻を奪って自分の妻としたからだ。』
●次回以降の予定
・9/3(火)通常礼拝(チャペル)説教:大西チャプレン
・9/10(火)通常礼拝(チャペル)説教:大西チャプレン