大先輩からの嬉しい便り 2018/10/19
長年、たいへんお世話になった本学の卒業生の方に、昨年の「黙想と祈りの集い」などをメールでお知らせしたところ、次のようなお返事を頂きました。
「私の学生の時代は、毎朝、マタイ教会礼拝堂の右側の小さな部屋で、ほとんど相澤先生と二人だけのお祈りでした。自分の汚さが嫌になり、良い人間になりたくて、初めて神さまを知り、祈った若い日々を思い出します。」
スマホやPCの虜(とりこ)になって、自分自身をじっくりと見つめる時間が少なくなりつつある時代です。それら通信機器に仮に答えを求めても、雑多な個人的情報ばかりが返ってきて、結局それらに振り回されて、ますます自分自身を見失ってしまうだけでなく、何となくお利口になった気分になって謙遜さをも失う…。
大先輩のお返事は短いですが、その中に満ち満ちている誠実さとか謙虚さを決して忘れないためにも、朝の祈りを継続できるよう主に向かって尊いお導きに期待したいです。(加藤)