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カテゴリー:入学式 の記事一覧

昨年度は第4派でしたが、今年度は第6波の最中での開催となりました。

まる2年も続くコロナ禍にあっても、様々な知見と経験から、昨年同様の形式なら安全だという確信が得られたからです。

以下、入学式の模様をお伝えします。

  

●前奏

●聖語

愛によって互いに仕えなさい。(ガラテヤ5:13)
神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり
神もその人の内にとどまってくださいます。(Ⅰヨハネ4:16)

●新入生のための祈り

祈りましょう。
全能の神よ、この世の時はすべてあなたのみ手の内にあります。どうか、いま本学に入学し、この学院で過ごす時の始めに立っている学生たちに、恵みのまなざしを注いでください。この学院での時を通して、あなたの知恵のうちに学び、あなたの愛を知り、そして愛によって互いに支えあうように、わたしたちを導き、育んでください。わたしたちの主、イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン
●聖 書
この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛(くびき)に二度とつながれてはなりません。兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。
(ガラテヤの信徒への手紙5:1;13-14)

●名古屋柳城女子大学 新入生・3年次編入生認証
こども学部 こども学科 新入生46名・3年次編入生1名
●名古屋柳城短期大学 新入生認証
保育科 新入生99名

●式辞 名古屋柳城女子大学・名古屋柳城短期大学 学長 菊地 伸二
【内容はこちらでご覧ください】

●祝辞  学校法人 柳城学院 理事 日本聖公会中部教区 主教補佐 テモテ 土井 宏純 司祭ご入学おめでとうございます。
皆さんは、高校3年間のうち2年間も新型コロナウイルスに翻弄されました。辛いこともあったでしょうが、ステキな思い出もあったはずです。これから始まる柳城での生活が豊かなものとなりますよう、応援をいたします。
さて、柳城はキリスト教主義に基づく教育を行っています。隣にはチャペルが建っています。皆さんのほとんどはキリスト教に関わったことがないとは思いますが、これからは礼拝や聖書に触れることになります。
今日は一つだけキリスト教についてお伝えしたいと思います。
イエスキリストのご生涯が記された新約聖書はギリシャ語で書かれました。そのギリシャ語で人間を表わす言葉は「アンスローポス」ですが、これは「上に」をいう意味の「アン」と「顔を向ける」という意味の「スローポス」が結びついてできた言葉でして、つまり、人間とは人を活かす源である神を見上げて生きる存在であることが、ここには示されているのです。この点をぜひ覚えておいて欲しいと思います。柳城学院の創設者マーガレット・ヤング先生は、まさにそのように、神にいつも顔を向けて、祈りを絶やさずに生きられた方でした
本学には教会の牧師がチャプレンという名前で在籍しています。どんな相談にも応じますので声をかけてください。もちろん、教職員一人ひとりが皆さんの学びと生活を温かくサポートしますので安心してください。
皆さんの上に神の祝福がありますよう、お祈りをします。
本日はまことにおめでとうございます。(要約:加藤) 


●祝電披露
●平和の挨拶

【司式者】主の平和が皆さんとともに
【補式者】また、あなたとともに
【司式者】平和の挨拶を交わしましょう。

●主の祈り

【司式者】主イエス・キリストが教えてくださった祈りを、ともに唱えましょう。
【司式者】主よ、憐れみをお与えください
【補式者】キリストよ、憐れみをお与えください
【司式者】主よ、憐れみをお与えください
【チャプレン団】天におられるわたしたちの父よ
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり
地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです。
【一 同】アーメン

●名古屋柳城女子大学・名古屋柳城短期大学のための祈り

【司式者】名古屋柳城女子大学ならびに名古屋柳城短期大学のために、ともに祈りましょう。
【司式者】主は皆さんとともに
【補式者】また、あなたとともに
【司式者】祈りましょう。

全能の神よ、わたしたちはただ主の賜物によってまことの知恵を得ることができます。どうか、み名によって建てられた名古屋柳城女子大学ならびに名古屋柳城短期大学に恵みを下し、教える者と学ぶ者を祝福して、共に知識を深め、主の真理を悟り、愛をもって互いに仕え、謙遜な心で唯一の神を仰ぐことができるようにしてください。主イエス・キリストによってお願いいたします。

【一 同】アーメン

●祝 祷

【司式者】計り知ることのできない神の平安がキリスト・イエスにあって皆さんの心と思いを守り、ますます深く父とみ子を知り、かつ愛させてくださいますように。父と子と聖霊なる全能の神の恵みが、常に皆さんとともにありますように。
【一 同】アーメン

●後 奏

✝ ✝ ✝

希望を胸に、多くの新入生が柳城の門をたたいてくれました。感謝です。
保育の道を歩むのに必要な愛の心。それを育むことを柳城は124年もの長きにわたり大切にしてきました。
その意味を理解することが柳城生として卒業する証となります。
この一点だけでも押さえながら学生生活を送ってもらえたらな嬉しいです。
「保育は愛、だから柳城」です。

「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」【マタイ7:7】

新型コロナウイルスが日本で流行が始まった2020年は、知見の不足や恐怖心から、入学式は中止を余儀なくされました。それから1年、感染者は増え続け、4/2時点はいわゆる「第4波」の最中ではありましたが、大きな犠牲を伴いつつも知見が増えたことが幸いして、「感染拡大を防ぐ対策を講じれば開催は可能」との判断ができるようになりました。このあたりの判断は卒業式とまったく同じです。

本学においては、消毒の徹底、式の時間短縮、聖歌の割愛、座席間隔の確保など、できる限りの対策をした上で2021年度の入学式を実施しました。以下、その模様を簡単にお伝えします。

●前奏

●聖語

愛によって互いに仕えなさい。(ガラテヤ5:13)
神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり
神もその人の内にとどまってくださいます。(Ⅰヨハネ4:16)

●新入生のための祈り

祈りましょう。
全能の神よ、この世の時はすべてあなたのみ手の内にあります。どうか、いま本学に入学し、この学院で過ごす時の始めに立っている学生たちに、恵みのまなざしを注いでください。この学院での時を通して、あなたの知恵のうちに学び、あなたの愛を知り、そして愛によって互いに支えあうように、わたしたちを導き、育んでください。わたしたちの主、イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

●聖 書

この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛(くびき)に二度とつながれてはなりません。兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。
(ガラテヤの信徒への手紙5:1;13-14)

●名古屋柳城女子大学 新入生認証
こども学部 こども学科
●名古屋柳城短期大学 新入生認証
保育科
専攻科保育専攻

●式辞 名古屋柳城女子大学・名古屋柳城短期大学 学長 菊地 伸二
【内容はこちらでご覧ください】

●祝辞  学校法人 柳城学院 理事 日本聖公会中部教区 主教補佐 テモテ 土井 宏純 司祭

●祝電披露

●平和の挨拶
【司式者】主の平和が皆さんとともに
【補式者】また、あなたとともに
【司式者】平和の挨拶を交わしましょう。

●主の祈り

【司式者】主イエス・キリストが教えてくださった祈りを、ともに唱えましょう。
【司式者】主よ、憐れみをお与えください
【補式者】キリストよ、憐れみをお与えください
【司式者】主よ、憐れみをお与えください
【チャプレン団】天におられるわたしたちの父よ
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり
地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです。
【一 同】アーメン

●名古屋柳城女子大学・名古屋柳城短期大学のための祈り

【司式者】名古屋柳城女子大学ならびに名古屋柳城短期大学のために、ともに祈りましょう。
【司式者】主は皆さんとともに
【補式者】また、あなたとともに
【司式者】祈りましょう。

全能の神よ、わたしたちはただ主の賜物によってまことの知恵を得ることができます。どうか、み名によって建てられた名古屋柳城女子大学ならびに名古屋柳城短期大学に恵みを下し、教える者と学ぶ者を祝福して、共に知識を深め、主の真理を悟り、愛をもって互いに仕え、謙遜な心で唯一の神を仰ぐことができるようにしてください。主イエス・キリストによってお願いいたします。

【一 同】アーメン

●祝 祷

【司式者】計り知ることのできない神の平安がキリスト・イエスにあって皆さんの心と思いを守り、ますます深く父とみ子を知り、かつ愛させてくださいますように。父と子と聖霊なる全能の神の恵みが、常に皆さんとともにありますように。
【一 同】アーメン

●後 奏

✝ ✝ ✝

希望を胸に、多くの新入生が柳城の仲間入りをしてくれました。感謝です。
保育の道を歩むのに必要な愛の心。それを育むことを柳城は120年以上も大切にしてきました。
その意味を理解することが柳城生として卒業する証となります。
この一点だけでも押さえながら学生生活を送ってもらえたらな嬉しいです。

「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」【マタイ7:7】

入学式 2019

カテゴリー:入学式

2019年度入学式の模様をお届けします。
(式全体の流れは昨年度と同じですので、こちらをご覧ください。

●学長式辞

・ご入学おめでとうございます。

・保育科新入生のみなさん、入学おめでとうございます。保育専攻科に進学された皆さん、進学おめでとうございます。今日は、保育専攻科2年生、保育科2年生も全員参加、私たち教職員ほか関係者一同、学校挙げて新入生の皆さんを歓迎いたします。ちょうど庭の花壇にも春の花が咲きそろい、皆さんを歓迎・祝福しています。

・ある本の中で、5歳の子どものこんな質問が目に留まりました。「人間は何のために生きているの?」 なかなかむずかしい質問です。すぐには答えられません。答えは、人間は他の動物と違って、誰でも自分自身で目的や目標を持つことができる。そしてその目的や目標を達成しようと生きることで、生きる意味が生まれてくるというのです。皆さんもこの柳城でその答えを見つけていくことになります。一人ひとりがオンリーワンの人生に向かって、一歩一歩、意味のある自分自身の人生のドラマを作っていってください。

・名古屋柳城短期大学は1898年、カナダ聖公会の宣教師マーガレット・ヤング先生によって創設されました。本当に小さな保姆養成所からスタートしました。ヤング先生は、ドイツのフレーベルという教育者を尊敬しておられ、キンダーガルテン、「子どもの園」という意味ですが、子どものパラダイスであり、天国の園で遊ぶ子どもたちとともに大人も一緒に学び成長すると考えておられました。そして、新約聖書の「ガラテヤの信徒への手紙」から「愛によってたがいに仕えなさい」(By Love Serve)ということばを建学の精神とされました。

・赤ちゃんから幼児の時期が、人間としての基本的な性格が形成される、人間にとって最も大切な時期です。みなさんは日々成長している子どもたちの最も大切な時期に保育者としてかかわることになります。現在、4年制大学併設に向けて魅力的なキャンパスづくりを進めています。私たち名古屋柳城短期大学の教職員一同は皆さんの夢の実現を応援します。夢と希望をもって楽しい柳城生活を始めてください。

●理事長祝辞

ご入学おめでとうございます。

柳城での学びが始まります。短大は忙しいには違いありませんが、それがまさに人生勉強となりますので、一日一日をどうか大切にしてください。今年121年目を迎える本学院も一日一日の小さな結果を積み重ねてここまで歩んできました。その歴史を皆さんが受け継ぐことになります。創設者ヤング先生の厚い思いと信仰が今もここには流れています。『愛をもって仕えなさい』という建学の精神のひとつの表現として、小さな存在かもしれない子どもたちの命を大切にすることが挙げられます。そういった精神を学ぶためにも、どうか大学礼拝に出席してください。

✝ ✝ ✝

●前奏と司式者団入場

●聖書  ガラテヤの信徒への手紙 第5章1、13~14節

この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛(くびき)に二度とつながれてはなりません。兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。

●新入生認証(保育科、専攻科保育専攻)

●歓迎のことば/誓いのことば

●平和の挨拶

 

✝ ✝ ✝

貴重な2年間です。
柳城短大にいる間でしか体験できないことを最優先にして、子ども達のために、高いものを求めて成長していって欲しいですね(^^♪ (加藤)

「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。」(ルカによる福音書10:41-42)

柳城キャンパスニュースでもご覧いただけます】

入学式 2018

カテゴリー:入学式

2018年度入学式の模様をかいつまんでお届けします。
(式全体の流れは昨年度と同じですので、こちらをご覧ください。

●学長式辞

・ご入学おめでとうございます。

・幼児教育と保育への道に夢を抱く皆さんは、今、人生の節目に立っています。一人ひとりに命と個性が与えられている…、オンリーワンを目指して自分の人生を築いてください。

・今年は柳城学院が120周年を迎えまる年です。1898年、カナダの宣教師マーガレット・ヤングが保母養成所を開いた時の生徒数は一人。それが今では8,000名以上の卒業生が社会で活躍するまでに成長しています。建学の精神である「愛をもって仕えなさい」は保育者養成には実にふさわしいと言えます。

・本学の教員、勝間田先生の本(共著)『あそんでまなぶ わたしとせかい』が4月20日に発売になりますが、子どもは遊びの中で世界を認識していきます。ジェームズ・ヘックマンも乳幼児期の大切さを指摘しています。皆さんは、神から与えられたかけがえなのない命を育む仕事に就くわけです。

・2年間は短いです。集中力を高めてください。それが人間力、保育力、就職力につながります。苦しいこともあるでしょう。柳城は皆さん一人ひとりに与えられた場です。そこで一生懸命に咲いてください。そして愛をもって仕える人になってください。

・皆さんの夢の実現のため、教職員一同、応援をいたします。

●理事長祝辞

・ご入学おめでとうございます。柳城学院が今年120周年を迎える節目に入学された皆さんは、創設者のマーガレット・ヤング先生から受け継がれてきた歴史を担うことになります。

・入学の目的は資格を取るだけに終わるものではありません。本学院設立の目的には「キリスト教の理想に遵い国際平和と民主国家建設に貢献する幼稚園教諭、保育士、介護福祉士を養成する」と書かれているからです。創設者ヤング先生はカナダ聖公会の宣教師として来日されたのですが、本学は1970年頃まではそのカナダ聖公会からの支援を受けていました。私たちは、その恩返しの意味を含めて国際平和のために仕えたいと思います。

・建学の精神である「愛をもって互いに仕えよ」を身に付けるためにも、是非とも大学礼拝に参加してください。最初は意味が分からないかもしれませんが、そのうちに馴染んできて、覚えた聖書の言葉が何かの時に役立つことでしょう。静かな祈りが、困難を乗り越える力になります。

●前奏と司式者団入場

●聖書  ガラテヤの信徒への手紙 第5章1、13~14節

この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛(くびき)に二度とつながれてはなりません。兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。

●新入生認証(保育科、専攻科保育専攻、専攻科介護福祉専攻)

 

歓迎のことば/誓いのことば

 

●平和の挨拶

 

●祝祷

●校歌

●後奏と司式者団退場

貴重な2年間です。
短大にいる間でしか体験できないことを最優先にしながら、子ども達や要介護者さんらのために、高いものを求めて欲しいですね(^^♪

入試広報ブログでもご覧いただけます】

入学式 2017

カテゴリー:入学式

4月3日(月)に行われた2017年度入学式の模様をお伝えします。

●前奏(一同 黙祷)
ピアノの伴奏に合わせて司式者団が入場します。

 

 

 

 

 

 

●聖語

司式者の「愛によって互いに仕えなさい。(ガラテヤ5:13)」の言葉に続いて会衆が「神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり神もその人の内にとどまってくださいます。(Ⅰヨハネ4:16)」と唱えます。

 

 

 

 

 

 

●聖歌 308番「賛美する喜びと」

 

 

 

 

 

 

●新入生のための祈り
「全能の神よ、この世の時はすべてあなたのみ手の内にあります。どうか、いま本学に入学し、この学院で過ごす時の始めに立っている学生たちに、恵みのまなざしを注いでください。この学院での時を通して、あなたの知恵のうちに学び、あなたの愛を知り、そして愛によって互いに支えあうように、わたしたちを導き、育んでください。わたしたちの主、イエス・キリストによってお願いいたします。」

 

 

 

 

 

 

●聖書
【ガラテヤの信徒への手紙 5:1;13-14】
この自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛(くびき)に二度とつながれてはなりません。兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。

●新入生認証
保育科 新入生認証【176名】
専攻科保育専攻 新入生認証【8名】
専攻科介護福祉専攻 新入生認証【4名】

新入生一人ひとりの名前が各担当アドバイザーから読み上げられます。

 

 

 

 

 

 

●歓迎のことば
在学生全員が次のように声を合わせます。

「わたしたち在学生は、今、本学に入学を認められた皆さんを心より歓迎いたします。どうか、神の祝福が皆さんの上に豊かに注がれますように。そして、これから本学での生活を共にする仲間として、互いに愛しあい、仕えあって、共に目標に向かって歩みましょう。」

新入生と在学生の座席が隣り合わせになるように配列されていますので、下の写真のような風景になります。本学らしい心配りの一つです。

 

 

 

 

 

 

●誓いのことば
続いて、新入生が一斉に応えます。

「わたしたちは今、この名古屋柳城短期大学に入学を認められました。これからわたしたちは、『愛をもって仕えよ』という建学の精神を深く学び、神の導きのもと、先生方や諸先輩方のご指導を受けつつ、幼児教育や社会福祉の道に向けて、熱心に学ぶことを誓約いたします。」

●聖歌 417番「あなたの平和の」
この聖歌は2年後の卒業式でも歌うことになります。本学の一番人気です。

●式辞 名古屋柳城短期大学 学長 長縄 年延

本学の基本的な歴史が語られた後、保育や介護の現場で働く者にとって「愛をもって仕えなさい」という建学の精神が必要不可欠なものであることが強調されました。続いて、リチャード・A・メリット第4代学長の言葉が紹介されました。「非常勤講師、理事そして学長というそれぞれの立場で柳城と関わって、建学の精神『愛をもって仕えよ』が学校基盤としてこの上ない信条であると痛感しました。学生がその精神の実践者になることが柳城の存在理由なのです。実践者としてふさわしい態度とふるまいをもって、まず子どもたちに接し、子どもたちにその精神が反映されればと思っています。」

そして最後に、教職員の良き指導のもと、TPO、すなわちT(時)・P(場所)・O(場合)に応じて柔軟に対応できる保育者/介護者を目指し、夢と希望をもって欲しいとの期待がかけられました。

 

 

 

 

 

 

●祝辞 学校法人 柳城学院 理事長 渋澤 一郎

本学で学ぶ知識/技術は、人間性の向上が伴ってはじめて社会に役立つものになることが熱く語られました。そして、この人間性は、人との出会いの中で育まれるものであり、同時に本学では、聖書の言葉に触れることによっても豊かにされるものであるから、礼拝には積極的に参加して欲しいとの期待がかけられました。

そして最後に、神の祝福とお導きとお守りがあるようにと締めくくられました。

 

 

 

 

 

 

●来賓紹介
●祝電披露

●聖歌 560番「グロリア グロリア」

●平和の挨拶
お隣同士で「主の平和」と唱えながら握手を交わします。

特徴ある座席の配列が効果を表します。

 

 

 

 

 

 

●主の祈り
イエス・キリストが教えてくださった祈りが唱えられます。

天におられるわたしたちの父よ
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり
地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです。アーメン

●名古屋柳城短期大学のための祈り

全能の神よ、わたしたちはただ主の賜物によってまことの知恵を得ることができます。どうか、み名によって建てられた名古屋柳城短期大学に恵みを下し、教える者と学ぶ者を祝福して、共に知識を深め、主の真理を悟り、愛をもって互いに仕え、謙遜な心で唯一の神を仰ぐことができるようにしてください。主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

●祝祷

計り知ることのできない神の平安がキリスト・イエスにあって皆さんの心と思いを守り、ますます深く父とみ子を知り、かつ愛させてくださいますように。父と子と聖霊なる全能の神の恵みが、常に皆さんとともにありますように。

 

 

 

 

 

 

●校歌

「おさなきものは かみのまなごぞ
ひなぎくさゆり いろとりどりに
においさく」
・・・

●後奏(一同 黙祷)
ピアノの伴奏に合わせて司式者団が退場します。

 

 

 

 

 

 

伝統ある本学で、他校では味わえない「何か」を新入生全員が体験されますよう、心からお祈りします。(加藤)

新入生に語られたメッセージの要点だけを、簡単にご紹介します。(加藤)

 

 

 

 

 

 

学長式辞

ご入学おめでとうございます。

皆さんは人生の決断をして今日を迎えました。大きな節目ですね。私も先ほどの就任式で学長になったばかりですので、皆さんと同期ということになります。どうかよろしくお願いします。

私は以前、NHKで、主にディレクターの仕事をしていました。その間、良かったなと思うのは、さまざまな人々と出会えたこと、海外に出かけられたこと、時代の節目でその現場に居合わせたことの3つです。

岡山放送局での経験ですが、渡辺和子さんに10分間のインタビューしたことがあります。彼女は当時、ノートルダム清心女子大学の学長に就任されていました。9歳の時に二・二六事件に遭遇し、目の前で父親が銃弾によって命を落とすという体験を持っておられ、雪の降る中での怒声と銃声が今も心に焼きつきているとのことです。

彼女の著作に「置かれた場所で咲きなさい」というものがありますが、この言葉は、つらい立場に置かれていた頃、宣教師から教わった詩の冒頭に記されていたそうです。神が定められた場所で、自分らしく、咲ける時には咲き、咲けない時には根を張る…。彼女はそういう気持ちを大切にしながら困難を乗り切ったというわけです。

さて、本学には「愛をもって仕えなさい」という建学の精神があります。この言葉は単に「シンボル」というわけでなくて、私たちの生き方の指針となるべきものです。118年目を迎える本学院には素晴らしい卒業生の皆さんがたくさんおいでになります。皆さんはその後を継いでください。「愛」は「相手を大切にする」、「仕える」は「行動する」。保育や介護にはぴったりの言葉です。本学には専攻科も備わっていますので、ワンランク上を目指すこともできます。

満開の桜が皆さんを祝福しているかのようです。夢と希望を持ってスタートしてください。

 

 

 

 

 

 

理事長祝辞

ご入学おめでとうございます。

今日から柳城の一員として、本学を支えていただくことになります。これからは、皆さんにとっては「学び」が生活の中心となりますので、毎日が新しい一日となるよう、一歩一歩、着実に歩んでいってください。

保育や介護の世界に進むためには、それらの知識や技術に加えて、自分の人間性が活かされることが必要です。本学の建学の精神である「愛をもって仕えよ」という言葉は「隣人を自分のように愛しなさい」というイエス・キリストの言葉につながっていますが、皆さんは自分自身のことが好きでしょうか。聖書によれば、人は神に似せられて作られたものですので、たとえ、自分が嫌いだったり、好きでない人がいたとしても、あなたやその隣人には、何かしらの良い特徴があるはずなのです。だから、自分を愛し、隣人も愛することを心がけてください。

そのためにも、毎週の礼拝には是非参加をして、そこで語られる話に耳を傾けてください。それが心の支えになるはずです。

皆さんのこれからが祝福されたものになるよう、お祈りをします。

4/2(土)満開の桜の下、2016年度入学式が本学体育館にて行われました。

 

 

 

 

 

 

入学式は、柳城の伝統にのっとってキリスト教礼拝の形式で執り行われ、保育科211名、保育専攻5名、介護福祉専攻11名の新入生を、在学生と教職員が迎えました。

礼拝形式の入学式、というものをはじめて経験された新入生やご父兄の方も多かったと思います。新入生の名前が一人一人呼ばれる「新入生認証」や、学長の式辞、理事長の祝辞などは、他の学校でも見られますが、柳城の入学式では、これらが、礼拝の進行の中で行われます。

入学式の式文を見ると分かりますが、式典はチャプレン(大学付きの牧師)の司式によって執り行われます。

最初に、前奏(式の開始にあたってのピアノ奏楽)とともに、チャプレンやサーバー(礼拝奉仕者)、理事長・学長らの「司式者団」が入堂する「プロセッション」から、式典がはじまります。聖歌や祈りの言葉を一同が唱和し、入学を喜び合って新入生と在学生、教職員全員が交わし合う「平和の挨拶」があり、ふだんの大学礼拝でも必ず唱える「主の祈り」や「名古屋柳城短期大学のための祈り」が捧げられます。そして、日本聖公会中部教区(柳城の設立母体となったキリスト教会)の主教でもある渋澤一郎理事長の祝祷を受け、最後に校歌を斉唱します。後奏(式の終了のピアノ奏楽)に合わせて、司式者団が退場します。

聖歌や祈りや聖書の言葉が織りなす時間の中で、新入生が祝福とともに本学に迎えられ、本学での学びへと送り出される、というかたちが、柳城のキリスト教礼拝形式による入学式なのです。

今年度は、入学式に先立って、長縄年延先生の学長就任式がありました。この学長就任式も、聖歌と祈りによって執り行われました。

 

 

 

 

 

 

新入生のみなさん、ご入学、おめでとうございます。(村田)

時間のなかに祈りがあるのではなく、祈りのなかに時間がある。――マルティン・ブーバー『我と汝』より

入学式 2015

カテゴリー:入学式

2015年度の入学式は、4月2日、「菜種梅雨」(春の長雨)の合間を縫うような晴れ間に行われました。今回は、柳城の入学式の特徴をいくつかご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

式は礼拝形式で行われますが、壇上には学生サーバーが司式者の補佐役としてお手伝いに当ります。

 

 

 

 

 

 

入学生全員の名前が、クラス担当教員によって読み上げられます。本学の大切な入学認証手続きです。

学生席は、在学生と新入生とが交互になるように配列されます。もちろん、これは新入生を温かく迎え入れる気持ちを込めた配慮ですが、もうひとつ、礼拝の最中に「平和の挨拶」を交わす場面があり、その際に隣同士で「主の平和」と唱えながら握手をかわして、同じ気持ちが表現されるようになっています。

 

入学式 2014

カテゴリー:入学式


奏楽演奏に合わせて司式団が入場し、式がスタートです。

 


入学式はキリスト教の礼拝形式で進行します。式文や聖歌歌詞はすべてスクリーンに投影されるのが、今風です。

 


新入生の初仕事は、この誓いの言葉です。

 


学長からウェルカム・メッセージを受けます。

 


全員で本学のために祈りをささげます。

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