教員 詳細情報
豊田 和子
(とよだ かずこ)

職名 | 副学長・教授 |
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学歴・経歴 |
広島大学大学院教育学研究科修士課程修了(教育学修士) ベルリン・フンボルト大学教育学部留学 高田短期大学教授、桜花学園大学教授、名古屋芸術大学教授を経て現在に至る |
担当科目 |
こども学部こども学科
保育原理
保育者論
教育課程論
教育方法・技術
社会と子どもの教育
子ども学フィールドワークⅢ など
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専門分野 | 教育学 |
研究分野 | 幼児教育・保育 |
研究内容 | 1.ドイツの幼稚園教師職成立に関する研究 2.戦後初期の幼稚園・保育所の内容・方法の実証的解明 |
所属学会 | 日本教育学会 日本保育学会(中部地区評議員、常任編集委員) 日本教育方法学会 日本乳幼児教育学会 中部教育学会 日本ペスタロッチー・フレーベル学会 |
主な業績
■著書
・戦争と保育(共著)、新読者社、2021
・戦後保育はいかに構築されたか-福岡県における昭和20年代の保育所・幼稚園-(共著)、新読書社、2019
・健やかな育ちを支える乳児保育Ⅰ・Ⅱ(編著)、建帛社、2019
・実践を創造する保育原理(第2版)(編著)、みらい、2018
・実践を創造する 演習 保育内容総論(第2版)(編著)、2018
・保育カリキュラム論-計画と評価-(編著)、建帛社、2018
・なぜ世界の幼児教育・保育を学ぶのか-子どもの豊かな育ちを保障するために-(共著)ミネルヴァ書房、2017
・実践を創造する幼児教育の方法(編著)、みらい、2013
・戦後保育の実際-昭和30年代はじめまでの名古屋市の幼稚園・保育所-(共著)、新読書社、2003
■論文
・昭和20年代の保育カリキュラムづくりに関する実証的研究(3)3師範学校付属幼稚園の場合(共著)、名古屋柳城女子大学研究紀要第2号、2022
・昭和20年代の保育カリキュラムづくりに関する実証的研究(2)神奈川県の場合(共著)、名古屋柳城女子大学研究紀要創刊号、2021
・昭和20年代の保育カリキュラムづくりに関する実証的研究(1)名古屋市の幼稚園の場合(共著)、名古屋芸術大学研究紀要第41巻、2020
・「保育者論」受講生の幼児期の遊び体験・絵本体験の傾向 : 3年間のアンケート結果報告、名古屋芸術大学人間発達研究所年報8号、2020
・終戦前後の幼児教育・保育に関する実証的研究-保育所を中心に-(共著)、名古屋芸術大学研究紀要第40巻、2019
・幼少接続カリキュラムの視点から野村芳兵衛(1896〜1982)を読み解く -「遊び」と「学び」を中心に-、名古屋芸術大学研究紀要第38号、2017
・ドイツにおける保育者養成のアカデミー化の現状と課題―保育の質課題からの検討-、名古屋芸術大学教職センター紀要第6号、2017
・中堅保育士による自己認識と保育実践力を高めるための課題について考察~中堅後期(11〜14年経験)保育者へのアンケート調査から-、名古屋芸術大学教職センター紀要第5号、2017
・フレーベル受容期における幼稚園教師養成課程の構築に関する研究-19世紀後半のドイツ・フレーベル連合を中心に-、日本産業教育学会「産業教育学研究」第45巻第1号、2015
メッセージ
こどもに学ぶことは、おもしろい
私たちは、だれしも昔はこどもでした、こども時代がありました。ところが、大人になると、だんだん、こどもの感覚、こどもの気持ち、こどもの興味、こどもの考え方を、残念ながら、忘れていきます。みなさんは、2年間、こどもにふれあい、こどもと共に時間を生きることが出来ます。
その際、こどもに「何かを教える」という気持ちではなく、「こどもから学ぶ」姿勢をもつと、本当に、「こどもはおもしろい」「こどもから学ぶことはおもしろい」を味わえると思います。
私もみなさんと一緒に、たくさんの「子ども発見」をしていくことを楽しみにしています。