教育目標・理念
名古屋柳城短期大学(以下、本学という)は1世紀余にわたる保育者養成の歴史と伝統を誇り、多くのすぐれた保育者を輩出してきました。「建学の精神」は、こうした歴史と伝統を築いてきた精神的支柱であったし、現在もそうあり続けています。
「建学の精神」は、「愛をもって仕えよ」(「新約聖書」ガラテヤの信徒への手紙第5章13節)である。愛はイエス・キリストが私たちに示された最高の教えであり、キリスト教の根幹です。幼児教育・保育の道を志す者は、子ども、障がい者に何よりも「愛をもって仕える」人間・市民として、あるいは専門家として成長し、それぞれの社会で先導的な役割を大いに発揮することが期待されています。
本学では、そうした有為な人材の養成のために、キリスト教精神・価値観に積極的に学びながら21世紀に生きる人間として、また市民・職業人として必須の教養を身につけ、多様化・高度化する社会的ニーズに対応した保育の知識・技能を育成する教育を目指しています。上述の教育目標・理念にもとづいて、本学における基本的な教育方針を設定しました。