教員 詳細情報
扶瀬 絵梨奈(ふせ えりな)
職名 | 講師 |
---|---|
学歴・経歴 |
愛知県立芸術大学音楽学部 器楽専攻 ピアノ科 卒業 パリ・エコールノルマル音楽院(フランス) 卒業 愛知県立芸術大学大学院博士前期課程 鍵盤楽器領域 修了 |
担当科目 |
子どもの音楽基礎
子どもの音楽基礎(ピアノサポート講座)
子どもの音楽表現
教職実践演習(幼稚園)
|
専門分野 | 音楽 |
研究分野 | 演奏法 乳幼児の音楽表現 |
研究内容 | 乳幼児と楽器との関わりあいについての研究 乳児の「ことば」と「うた」についての研究 |
所属学会 | 全国大学音楽教育学会 |
主な業績
- ■主な論文
- 「保育の表現技術「音楽Ⅰ」における専門的技術に関する考察―ピアノ演奏時の視線行動の熟達差を通して―」『名古屋柳城短期大学紀要』 第39号:313-331頁,2017.
- 「領域「表現」における自然音に意識を向けた指導の一考察―音環境と音の記憶についての視点から―」『柳城こども学研究』第1号;71-79頁,2018.
- 「グレードシステムを用いたピアノ演奏・表現向上の試み―保育者養成校における指導法に関する一考察―」『名古屋柳城短期大学紀要』第41号;231-241頁,2019.
- 「非対面型授業における弾き歌い学習支援の成果と課題」『名古屋柳城短期大学紀要』第42号;133-151頁,2020.
- 「乳児が音に興味をもつ過程についての分析―音の鳴るモノとの関わりあいを通して―」『名古屋柳城短期大学紀要』第43号;73-85頁,2021.
- 「言葉の獲得初期における乳児の歌唱過程について」『名古屋柳城短期大学紀要』第44号;85-95頁,2022.
- ■主な受賞および演奏実績
- ラニー・シュル・マルヌ国際ピアノコンクール(フランス)第3位
- イル・ド・フランス国際ピアノコンクール(フランス)ファイナリスト
- 長久手市長賞
- 宗次ホールランチタイム名曲コンサート
- ミッドランドスクエア音楽祭
- 幼稚園、公共施設での親子向けコンサート、ケアハウスでの慰問演奏 ほか
メッセージ
ピアノの経験年数にかかわらず、安心して学べる環境があります
「あーか、ちーお、きいお~♪」
1歳半を迎えた息子が、体を揺らしながら歌っている?!
覚えたばかりの言葉を発することを楽しんでいた彼が、明らかに音程らしきものを付けて〈チューリップ〉のひと節を歌ったことは、長らく音楽に携わってきた私の人生で、最も感動した出来事でした。
時には〈ぞうさん〉の最後のひと節に、「そうよ かばさんも ながいのよ」と、別の動物が出現していたり。
子どもたちは歌の中で多くの言葉と出会い、表現することの楽しさを知っていきます。
保育の中の音楽というと、どうしても「ピアノ」のイメージが先行し、厳しいイメージをもたれるかもしれません。でも、私たちがほんとうに必要としているのは、子どもの音楽的な発達を学びながら、音楽を通して日々のよろこびや面白さに共感したり、時として寂しさに寄り添ったり、ともに楽しめる活動を支えることのできる人です。
柳城短大では、ピアノの個別指導(完全マンツーマン授業!)をはじめとして、その技術と実践力をつけることのできる音楽カリキュラムが充実しています。
ピアノ初心者を対象とした「ピアノサポート講座」も開講していますから、安心して学びに来てくださいね。