教員 詳細情報
柴田 智世(しばた ともよ)
職名 | 教授 |
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学歴・経歴 |
大阪教育大学大学院教育学研究科学校教育専攻幼児教育学専修修了 小学校・幼稚園勤務を経て現在に至る |
担当科目 |
保育原理
教育課程論
キリスト教保育
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専門分野 | 幼児教育 キリスト教保育 |
研究分野 | 教育課程論 保育原理 教育実習法Ⅰ・Ⅱ 保育内容指導法<キリスト教保育> 教職実践演習 |
研究内容 | 子どもをどう見るのか、どのような存在として捉えるのか・・・?といった考え方の基本は、意外に思われるかもしれませんが、キリスト教の聖書に源流があります。これから皆さんが出会う子どもたちに「一人ひとりがとても大切な存在なんだよ」と伝えていくために、キリスト教の福音紙芝居を手掛かりに研究しています。 |
所属学会 | 日本保育学会 日本乳幼児教育学会 日本ペスタロッチー・フレーベル学会 |
主な業績
- 著書
- 『子どもの育ちを支える 保育の計画と評価』北大路書房、2022年、共著
- 『保育カリキュラム論-計画と評価-』建帛社、2018年、共著
- 論文
- 『キリスト教紙芝居を通して聖書の人物を子どもに語る視点とは-ペテロを扱った作品について-』名古屋柳城短期大学紀要第43号、2022年、単著
- 『キリスト教紙芝居における福音的観点からの考察(5)-キリストの受難と復活を扱った作品を中心に-』名古屋柳城短期大学紀要第42号、2021年、単著
- 社会における活動
- 中日文化センター「基礎のボイストレーニング」講師 2018年~2023年3月
メッセージ
あなたの身近にいる子どもを見てみよう
以前、私が幼稚園訪問を終えて、自転車で坂道を上っていた時のことです。前から小学校中学年くらいの男の子が自転車に乗って、こちらに向かって勢いよくやってきました。どうやら、何か大きな声で叫んでいます。「だーれーか、絆創膏を下さーい。」と聞こえました。私は踵を返して、その男の子を追いかけました。「僕、大丈夫?」と声をかけると、怪我をして少し血が出た指を見せてくれました。私が絆創膏を差し出し、「おばちゃんが貼ろうか?」と言うと、男の子は照れくさそうに「ありがとうございます。でも自分で貼ります。」と言って、ホッとした表情で去っていきました。
この男の子は絆創膏が欲しいこと、それを自分で貼るという意思を、相手に言葉で伝える力をもっているのだなと思うと、私は子どもの持つ力の偉大さに感動しました。
普段のあなたの身近なところにいる、子どもを観察することを通して、「子どもってこんなことができるの!」と、あなたの心が躍る出来事に出会えますように。